愛知県、といってもほぼ静岡の奥三河、湯谷温泉の
「はず木」に泊まりました。
この湯谷温泉、同系列でほぼ構成されており、
ハイグレードな「はづ合掌」、ちょい高級な「はづ木」、民芸調な「はづ別館」
気に入らなかったらお金は要りませんと豪語する「湯の風HAZU」があります。
今回泊まった「はづ木」は数奇屋造りで、こんな無名の温泉地に
こんなクオリティの高い宿があったなんて! とまずびっくりしました。
また「はづ木」は隣の「はづ別館」のお風呂にも入れるので2倍お得感あり。
そしてお部屋もスタンダードなお部屋で予約したけど、
縁側、お部屋、寝室と分かれたなかなかの広さのお部屋。
宿泊客がたまたまいなくて善意でグレードアップしてくれたみたいです。
5月の新緑の季節に泊まったのですが、なかなか正解でした。
青葉が涼しげでいい感じ。
また、宿の下を流れる清流がとてもきれいです。
水がきれいで川底が見えるのですが、岩底になってて、おもしろい。
浅いし夏は泳げるみたいで子供も喜びそう。
こじんまりとした温泉峡であり、雑然とした施設は皆無。
ただそれだけにこじんまりとした宿にこもるスタイルがいいです。
夕飯は宿のオシになっている薬膳料理を食堂で。
完全個室で雰囲気バッチリなんですが、お料理を持ってくる配膳さんは
若いコたちで、料理の説明はまったくできず。。
ま、いかにも地元のコたちって感じでいいんですけど。
薬膳料理はいいんだけど、別に普通のご飯でいいなあ。
結論を言うと、このエリアではかなりいい宿でした。
過度な演出、サービスを嫌い、ゆったりと自然な感じ。
クオリティもこのお値段なら申し分なし。
こうなったら「はづ合掌」も泊まりたいんだけど、
子供連れがNGなのが残念!
満足度 ★★★★
お部屋の縁側から川を臨む。黄色く見えるのは底の岩の色で、水自体
は透明度が高くきれい。
縁側は「涼風の曲がりくねって来たりけり」って感じで気持ちいい。
部屋の川と反対側。とてもこじんまりした温泉卿なので民家があります。
ずっと縁側にいたなあ。
階段を下りて川の方へ。清流が気持ちいい。
薬膳料理。特に不満もないのですが、やっぱり宿に来たら和食がいい
かな。一品一品はとても丁寧だし、体にいい素材を使ってました。