長崎は五島列島にある小値賀島の
「小値賀島歴史民俗資料館」に行きました。
小値賀島では唯一、といっていいほど、人工的な観光施設。
土地柄、ちょっと沖縄っぽい作りだったり、なんとなく独特の雰囲気。
ふすまにでっかく書かれた文字がかっこいい。
昔のお偉いさんが住んでたような屋敷と資料館の2部構成。
屋敷ゾーンにはきれいなお庭や昔使っていた生活の道具などが
展示され、資料館には島の歴史や出土した矢じりなどけっこう
古くから人が住んでいたことがわかる。
資料館の方にお話しをお願いすると、けっこう詳しい話が聞けます。
ぜひ、ひと声かけてください。
資料館はクーラーが効いてるので、
町めぐりに疲れた時に立ち寄るといいかもです。
石垣が純和風のような沖縄っぽいような不思議なつくり。
お寺のような民家のような不思議な佇まい。
中は地元も名家といった感じです。
お庭もきれいに整備されてます。ほっと一息。
ちょこちょこ南の植物が生えていてエキゾチック。
ふすまの大胆な書がおもしろい。
こちらはお地蔵さまたち。ん?あたまにタンコブみたいのがある?
髪の長いお地蔵さまはちょっと珍しい。
お殿様の鎧。ここにきてずいぶん純和風な鎧ですな。
あ、でも兜の飾り、トカゲ? やっぱり南国っぽい。
殿様のお部屋だそう。
割と現代の普通の家の和室みたいだ。
中庭。この辺はだいぶ沖縄色が強いスタイル。
だって瓦の飾りがもはやバリ。南国っぽいなー。
玉の回りをぐるぐる2匹の変な竜が巻き付いてます。
こ、こわい。
資料館。石器がたくさん出土したみたい。
って展示作業中。
これが小値賀島全土。なんと、昔は2つの島だったのを浅瀬を埋めて
現在の小値賀島になったそう。知らなかった。
その作業中、たくさん牛が死んだそうで、島には石碑があるそうです。
そしてもう一つ、小値賀島は上から見ると、
人が歩いているように見える島だということを発見。
小値賀島の南西にはその名も「自力更生の島」!?
昔ここで一人で食べていけるよう、訓練した島だそうです。
これまたすごい風習だなあ。