愛知、国宝の茶室「如庵」を行く。②

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愛知県は犬山にある国宝、茶室「如庵」です。
織田有楽斎作。
もともとは京都・建仁寺の中に建てられ、
その後、東京の三井本邸、そしてここ犬山に移転。

?葺き入母屋風の屋根、左方に入り込んだ土間庇と
いかにも利休好みの茶室です。

ごゆるりとご堪能あれ! 
↓↓↓

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入り口の門もこんな感じ。
簡素な柱、苔が無造作に生えた屋根、詫び寂び半端ないです。

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旧正伝院書院。有楽斎の隠居所。

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内部には長谷川等伯、狩野山雪などの襖絵あり。

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こちらは三井家から持ってきた蹲。確かにいいものって気がする。

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その右隣の隣接してるのが国宝「如庵」です。

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簡素! いや端正というべきか。

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こちらが如庵。これが国宝かー。そんなすごくないんだけど、
なんかいい。建物を見て癒されるってすごい。

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茶室内部。手斧の荒削りを生かした柱や、客人に見えないように
作業するための鱗板、身分の上下を意識しつつも、空間を生かすワザ
など細かい気配りが随所に散りばめられている。
武人の潔さと日本人のもてなしの心。なるほど深いね。

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細い篠竹を重ねた土間庇袖壁の窓も幽玄な味わい。

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茶室正面のお庭。

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にある蹲は加藤清正が朝鮮出兵で釜山から持ち帰った石。
歴史的な文化財がゴロゴロあるっ!

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こちらは有楽斎好みの井筒。
如庵だけじゃなく有楽斎所縁のものを頑張って集めましたね。

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こちらの蹲は「水琴窟」という水の音が琴のような音を出す。
ほんとにキンキーンと澄んだ音が出ます。
地中に龜を埋めて水滴が落ちる音が反響するんだそうです。
よく考えたなあ。


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