愛知県は犬山の国宝といえば「犬山城」でしょう。
室町時代の天文6年(1537年)に建てられ、
天守は現存する日本最古の様式です。
江戸時代までに建てられた現存12天守の一つであり、
国宝4天守の一つ。
城好きの間でも日本一、と言われるお城。
その理由は別名白帝城とも称されるその立ち姿。
李白の詩に長江に望む丘の上にあった白帝城にちなむ。
犬山城は悠久の流れを感じさせる木曽川のほとりの丘の上にあり、
木曽川沿いからみた犬山城はまさに詩の世界を体現した
一幅の掛け軸のようです。
今度、犬山城行くわ、っていうととにかく聞かれたのが、
犬山城って誰の城?って質問。
というのも、あんまり有名な人が城主になっていない笑。
国宝の城とはいえ、有名人とは別もんです。
織田信長の叔父の織田信康が最初の城主。
かろうじて知名度のある城主は池田恒興ぐらいなもの。
池田恒興にしても、小牧長久手の戦いで一瞬占領したぐらいだけど。
しかもこの戦で亡くなっちゃったし。。
戦国時代が終わり、太平の世になって城主となったのが成瀬家。
なんと13代に渡り、平成16年まで所有!
すごい守りの堅いお家柄です。
お城としては大大名のお城ではなく、
あくまで支城だったのでサイズとしては小さい。
ま、そこがまた風情があっていいんだけど。
というわけで、犬山城を目指します。↓
こちらが正面。というか丘の正面には針綱神社。
ここを通りつつ犬山城を目指します。
臥牛像。つるつるしてどうしても触る。
たくさんの神様が祀られております。
稲荷神社といえばこの鳥居ですね。
神社を通り抜けて、けっこうの急こう配の石階段を登ります。
見えてきました。大手門。
そしてお目見え、犬山城。
ど正面。付櫓が個性的なにくい奴。唐破風も品よく。
人間でいうと、身長は小さいけど端正なマスクのイケメンって感じ。
ジャニーズ系。お城界の岡田准一と言っちゃっていいでしょう。
(人間でいうと)笑うと歯並びがきれいな美男子って感じ。
人間に例える必要もないが。。
正統派なイケメンです。
夕暮れ時もシルエットが決まってます。
人間でいうと、完全に映画俳優クラスですね。画になるヤツです。