愛知県は犬山の国宝、犬山城にいよいよ登城します。
現存の城ならではの、急階段が楽しい。
入り口入るとまずは石垣の中というのもならでは。
それにしてもなぜ、織田信長、斎藤道山といった有名武将が
ひしめいたこの激戦の地域でお城が残ってるんでしょう。
その理由はどうやら、敵が攻めてくるとあっさり白旗を上げて、
降参したからだそうです笑。なんと軟弱な武将たち。
でも、そのおかげで今日にその姿を残したわけで、
そういう意味では、まったく責められません。堅守です。
天守の最上階に上がると、とにかく見晴らし最高っ!!
窓ガラスで覆われたビルと違い、ダイレクトに高さが感じられます。
しかも欄干は木なので、その頼りなさからさらなる緊張感を得られます。
とはいえ、眼下に木曽川、犬山の街並み、そして遠く南アルプスの
山々を見ていると、すっかり大名気分です。
天下布武! とか言っちゃう感じもわかる気がします。
(それは岐阜城ですが)。
登る前はまあ、登んなくてもどっちでもいいか、と
思うんですが、やっぱりお城は登ったほうが絶対気持ちいい。
入り口入るといきなり急階段。昔ながらのお城ならでは。
コンクリートで作り直したお城とは違います。
中は甲冑や資料などの展示物がたくさん。
じっくり読んでもよし、城の造りを愛でるもよし。
二階に上がるとここは特に展示物はなし。
当時の面影を感じさせてます。
階段がドラクエみたいだ。
やっぱり急階段。女性はミニスカート厳禁。
子供を肩車して降りるとヒザぷるぷるしてきます。
最上階には城主、成瀬家代々の肖像画が。
最初は武者っぽいのですが。。
最後の12代目となるとなんかウィスキーのCMみたいに笑。
ダンディーですね。高浜虚子に従事するなど風流人です。
天守閣に登ったら必ず観たい見晴らし。
ツーンと犬山の城下町を見渡せます。これはいい眺め!
見下ろすとなかなかの高さ。しかも欄干の高さが低く、
高所恐怖症じゃなくともちょっとドキドキします。
こりゃ確かに遠くまで見渡せる。木曽川、犬山の街並み、
そして遠く飛騨山脈?あたりまで見えます。
天守閣から下の瓦屋根を見ると桃の置物が。
神さまが魔物に桃を投げつけて退治した話から魔除けとして。
緑色の屋根が名鉄犬山ホテル。ほんと近い。
欄干から見る街並み、と手前にある瓦屋根、そして欄干と、
距離感がなんか不思議な感覚になってくる。