天皇も泊まった離れを持つ老舗旅館。
昭和の大旅館、という感じでレトロな味わい満点ながら、
その客室の多さにもビックリ。100室ぐらいあったような。。
とにかく建物がおもしろい。重厚な純和風建物と昭和初期の洋館がミックスし、
昭和モダンなダンスホールや、ビリヤード場、卓球場、らせん階段、
サンルームなどは一見の価値あり。
館内を探検すると子どもは大喜び、カップルは肝試し?
夕食も部屋食なのがうれしい。飛騨牛なんかも出て、
特別感動するほどじゃないけど、まあまあ美味しい。
接客もチャキチャキしてて気持ちよかった。
温泉はかなりクセがなく、色も透明。
露天風呂もクセはないけど、ちょうどいい感じ。
逆に家族風呂は例の洋館の中にあり、タイルやステンドグラスがかっこいい。
日の光のあるうちに入ると湯気とステンドグラスがきれいです。
お値段、1人2万円ぐらい。
古い建物が苦手という人にはまったく向かないでしょう。
そこそこ壁紙の汚れなどあります。散歩道をつくったり、
老舗の割には気取りのない居心地のよさと
唯一無二の希少建築の雰囲気を味わえたので満足です。
満足度★★★★
待合室。チェックインしている時はここでくつろぎます。
匠の技が光る廊下。斜めの廊下、中庭の手入れ、なんか素敵です。
本館のお部屋。8畳プラス床の間、縁側、そして玄関からの次の間で
意外と広い。
山沿いに沿うように本館、別館、洋館などが建てられているので、建物
自体が階段みたいになっていておもしろい。
本館から喫茶店を見る。
洋館にある家族風呂へ。タイルがレトロできれい。
家族風呂の着替えスペース。十分な広さで子供の着替えもしやすかった。
家族風呂。家族風呂は5つあり、たいていどこかは空いている。
洋館。ダンスホールや会議室、ビリヤード場など多才な娯楽施設が揃う
階段も赴きあり。
足湯もある。
夕食。きのこ類や銀杏、ゴマ豆腐など山の幸多し。お造りもある。
出ました、飛騨牛! やさしい出汁の聞いたミニ鍋でしゃぶしゃぶ風に。
本館の佇まい。段々になってなるべく客室が角部屋になるように配慮
されている。
朝ごはん。お粥も選べる。基本的には山のもの。赤だしの味噌汁が秀逸。
朝食は50mプールぐらいある大きな宴会場で。窓からは美しい庭が。