岡山 湯原温泉 「八景」


IMG_2983

美作三湯の一つ、湯原温泉にある「八景」に泊まりました。
家族連れなので、とにかく、部屋は10畳以上は必須、という考えのもと
予約したのがこちらの宿。

また、「砂湯」という日本でもかなりレアな温泉があるのも決め手でした。
「砂湯」はお湯の下が砂、というか砂利になっていて、ザラザラと
マッサージみたいで気持ちいい。これは一回は体験してみても損はない、
と思えるほど。目の前の川といい、広々した感じがなかなか。
ただ、旅館から丸見えなんですけどね笑。

女性は無理でしょう。おじいちゃんやおじさんがガンガンマッパで入ってます。
「もう見られてもいいや」という解放感が「砂湯」を気持ちよくしている
一因であることは間違いないです。
「砂湯」の中に「子宝の湯」というのがあったけど、
これは少しでも女性に入ってほしいからの後付けっぽいなあ。

ただ、どうにもイタイのはすぐ目の前にダムがあること。
それはそれで雄大なんだけど、やっぱり人工物はなあ。。
もったいない。。

もちろん、砂湯だけじゃなく、館内には大浴場、
露天風呂もちゃんとあるのでご心配なく。
どちらも大きくていいんじゃないかな。

お部屋は広いけど、簡素。つくり自体にはおもてなし感はない。
壁もちょっと薄汚れている。部屋の電気が蛍光灯で薄暗く、
高級感がない。ここはかなりの減点ポイント。

ただ、旅館の方々のサービス精神、というか
楽しんでもらいたい感は伝わってくる。
食事をしていて料理写真を撮っていると、
「あ、みなさんをお撮りしましょうか!」
なんて言ってきてくれる。

夕食は食堂で。
子供がいるせいか、半個室のようなところを
用意してくれたのがうれしい心遣い。

料理自体は山のものメインで、華やかさはあまりなく
田舎料理なんだけど、頑張って楽しんでもらおうとしてる感じは伝わってくる。
味はうん、このへんで採れたものなんだなあと癒される。

砂湯、希少な体験、
サービス精神グッド、
お料理まあまあ、
お部屋微妙。
ここにお値段、お1人2万切るぐらいだったのでまずまずかな。

満足度 ★★★

IMG_2970

右手にあるのが砂湯です。宿から丸見えです。

IMG_2982

砂湯入口。ワイルドな世界へ。

IMG_2979

お猿さんになった気分。

IMG_2980

ダムが~!惜しい。
と言いつつ、すでにお猿さん気分なので入っちゃうと
あんまり気にならなかったりして。。

IMG_2929

すっきりと広さは問題ないんだけど。
ちょっと味気ないかな。。

IMG_3105

夕食。頑張ってオーベルジュ風というか野菜を生かした造りですが、
素朴な味わい。でも美味しかったですよ。

IMG_2950

鮎。茶豆。このあたりで獲れたそうでおいしかったです。
蓼酢でバリバリ頭から食う。
山の旅館ならではの醍醐味。

IMG_2949

秋刀魚のたたき。玉ねぎやニラなど、野菜盛りだくさん。
和の料理にけっこう洋風なアクセントを入れてくる。
このあたりの「楽しんで!」感が気持ちを感じてうれしい。

IMG_2948

デザートに焼き鮎のアイスクリームなんてのもあって、
板前さんはなかなかのアイデアマン。

IMG_2969

朝ごはん。お魚が小さくてやっぱり海のものは
貴重なのかな、と思わせる。
ササッと漬物でごはんをかっ込んで、
さあ、出発しますか!


旅館・ホテル ブログランキングへ

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA