さて、「昭恋館 よ志のや」最後は朝食です。
夕食のテーマが「海の京料理、京懐石」だったのですが、
朝もそのノリなんでしょうか。
正直、よくわからなかったですが、お魚はやっぱり美味い!
干物をその場で網焼きするのはいいですね。
磯の香りがダイレクトにキます。
焼き加減も自分で調節できるし、徐々に脂がブクブクっと
浮き上がっているのを見ると食欲が嫌が応にも高まってきます。
ベーシックだけどいい演出ですね。
朝からたくさん食べてしまうなあ。
ご馳走様でした。
朝起きて、寝ぼけ眼で個室に通されると、そこに据え膳。
これぞ旅館の幸せ。
湯豆腐、イカ刺身、ヒジキと海と山、双方の幸に感謝。
朝のメインは丹後名産、エテガレイの干物とサバのヘシコ。
笹ガレイはよく聞くけど、エテガレイもこのあたりの特産だそうで、
身が厚く、干物としてはけっこう上級な味わいでした。
そして大好きヘシコ。福井のが有名ですが、
このあたりのも上質。糠漬けにしてから焼くから、
旨味成分のグルタミン酸がグワングワンうなってる。
出汁巻き卵。出汁がやさしい、寝ぼけた体に
やさしくエネルギーが注入されていくようです。
ご飯はお櫃で。
旅館に泊まるといつも思うのだが、
この食べきれなかったご飯は捨てられちゃうのだろうか。
美味しいし食べ切りたいのは山々だが、
いかんせん量が絶対的に多すぎる。
なんとかもったいないことにならない方法はないのかな。
朝餉は赤だしではなく、合わせ味噌。
朝はやっぱこうでしょう。
デザートはさっぱり杏仁豆腐。
すっきりします。