「蒲郡クラシックホテル」の周辺を散策。
なんといっても行くべきは竹島です。
三河湾の穏やかな海にぽっかりと浮かぶ竹島。
国の天然記念物です。
長さ387メートルの橋で陸地とつながっており、
日本七弁財天の一つ、八百富神社があります。
ま、いろいろありますが、楽しみ方としては、
ぼーっと海を眺める、が正しいでしょう。
穏やかな海面を見ていると、段々と日が傾き出し、
美しい夕方の光がまたいい雰囲気です。
せっかくの休日、あんまり動き回っても
もったいないでしょう、って気分になります。
竹島水族館など、いろいろ見所はあるみたいですが、
まずは三河湾に浮かぶ竹島をゆったりと眺めることこそ、
竹島最大の魅力でしょう。
その隣には「海辺の文学記念館」があります。
川端康成ら蒲郡クラシックホテルと所縁の深い文豪や
直木賞作家の宮城谷昌光の作品などが展示されています。
竹島の目の前に竹島園地。その中央には。。
竹島を見出した男、藤原俊成。新古今和歌集を編纂した
藤原定家のお父さん。パパもすごい人だったんだなあ。
しかし波がないこと。まさに並々ならぬ海。
この辺でゆったりしましょうよ。
雲の合間からの夕日は神々しい。ここで一句、と
詠みたくなった藤原俊成の気持ちはわからなくもない。
竹島です。人工的に作った島みたい。
もちろんそんなはずはなく、だからこそ天然記念物です。
橋はとてもきれい。洋風のような和風のような。
このデザインもちょっと蒲郡クラシックホテルのデザインに
引っ張られてる気がする。