蒲郡クラシックホテルを後にし、ランチを探していると、
気になったのが「手打ちうどん やをよし」。
明治36年創業の蒲郡を代表する老舗うどん屋さんです。
蒲郡では、「蒲郡うどん」をご当地グルメとして
押し出していますが、ここ「手打ちうどん やをよし」の
「竹島うどん」が発祥のようです。
蒲郡うどんの定義は三河湾で獲れたアサリで出汁をとる、
とのことですが、「竹島うどん」はまさにそれです。
しかも、アサリが美味しい3月?6月のみ提供するというこだわり。
店内は老舗らしい、昔の建築がかっこいい。
渡り廊下があり、敷地内にいくつか離れが点在していて
なんとも楽しい。
メニューもなかなかバラエティに富んでいてとにかく迷う。
玉子入りあんかけとフライの組み合わせの「龍神うどん」、
特大車海老が入った「弁天」、京都産鴨肉を使用した「鴨南」など、
まあどれもこれも美味しそう。
迷った挙句、三河ポークを使ったカツ重とうどんのセット定食に。
味付けは非常にオーソドックス。
それが逆にていねいな仕事ぶりを実感できます。
うどんはけっこう極太麺。
づるづるん、と飲みこみます。
ふー美味かった。
老舗ですが、まったく肩肘張らずゆったりと
うどんを楽しめる名店です。
こちらが玄関。小雨がまた風情あります。
老舗ながらきっちり店先はきれいにリフォームしております。
中庭もあったりで風情があります。
迷路のようにあちこちにお部屋があっておもしろい。
こっちも離れ。
こっちは蔵風の作りで比較的新しいエリア。
とりあえずうどんが来る前に板わさを注文。
これも三河湾で獲れた白身魚なのかな。
「カツ重定食」。真っ白な美しい極太麺をツルッと。
小鉢も付いてお得。
こちらは「天ぷら釜揚げうどん」。子どもの用の小鉢とともに。
土佐清水の宗田鰹節、愛知ブランドの小麦粉など、
素材がしっかりしてるので、小さい子にも安心です。