犬山市の知る人ぞ知る神社、「桃太郎神社」の宝物館へ。
なんとここには鬼のミイラや鬼のアソコなど、
かなりレアな宝物があるそうです。
こ、これは、見ておかねばっ!!
だって、すごいでしょ。世界的大発見ですよ。
「名鉄犬山ホテル」で「桃太郎神社」のパンフレットに
乗っていた「鬼の子のミイラ」の写真にもう釘付けでした。
というわけで、参拝もそこそこに宝物館へ。
すると、神のいたずらか、財布をクルマの中へ忘れてきて、
ポケットには手持ちのお金が100円とちょい。
参った。ここから階段を降りて取りに行くのは面倒くさい。
受付の白髪のおばあさん(すでにかなり雰囲気アリ)に、
「お金足りてないんだけど、中入っちゃダメですよね?」
と聞いたところ、ニタ?リと笑って(ほんとはにっこり)、
「いいよ」とのこと。
いよいよ中へ。
中へ入ると、いきなり炊事場が。普通の家みたいだ。
そこから両サイドの部屋が展示室。
桃太郎祭りで使う山車が展示してあり、そこに注意書きが。
「どなたか盗ったものを返してください」と書いてあり、
どうやら、山車の一部、鬼退治で奪ってきた宝物の飾りが
盗まれてしまったよう。
一瞬、鬼からのメッセージかと思ってドキリとした。
もう一つの部屋は展示室。
桃太郎の墨絵や絵本、海外の絵本、また、なぜかちょっと
右寄りの展示まで不思議な構成。
そして、鬼の子のミイラ!
なんと「鬼の子のミイラの写真」という展示物!
パンフレットを見返すと「鬼の子のミイラ」の下に
小さな字で(世界稀有の写真)と書いてある。
やられた。。
金返せ!とも思ったが、最初から定価払ってないし。。
と、最初から最後まで、
キツネに化かされたような不思議な神社。
物は試しにどうぞ。
「宝物館」中庭。「箱根彫刻の森美術館」的構成で、
外にも展示物があります。
決めてるポーズがシュール過ぎるお供三匹。
立て札がにわかに信じられないほど顔がリアル。
エンディングの様子も再現。
いざ、宝物館館内へ。いきなりキッチン?
これが展示室! なんとも不気味な場所です。
桃太郎の人形や。。
絵本もたくさん。そしていよいよ。。
って写真かいっ! の「鬼の子のミイラ」。
続きまして「鬼の珍宝」。
もう何を言われてもまったく信じられない。。
日が傾き始め、宝物館を後にする。
扇子を上げた桃太郎に半笑いで「よ、またな笑!」
と言われているようでした。