さて夕食です。
メインダイニングルームの雰囲気はかなりムードよし。
ゴージャスながら華美じゃなく、どこか懐かしい居心地のよさ。
雰囲気は超高級、「マキシム・ド・パリ」的な感じなのに、
幼児がいても全然平気。ラクだなー。
そしてどういうわけか、テーブルも満杯じゃなく、
適度に空いてていい感じ。
バイオリンの生演奏もあり、雰囲気いいのに子供が騒いでも
あんまり気にならないぐらいのざわつき。
仄暗い照明もかなりムーディでございます。
ほんとコスパいいなーこのホテル。
施設として何の問題もございません。
そりゃ、もっとお金出せばいいホテルはありますよ。
でも、このお値段でこのクオリティは十分、というかそれ以上。
ホテル初心者は、肩肘張らずホテルのよさを味わえ、
ホテル常連客は、ホテルの愛おしい味わいを堪能できるのでは
ないでしょうか。
赤絨毯、赤テーブルクロスがゴージャスな雰囲気。
お皿には「蒲郡クラシックホテル」の外観が。
ツツジが名物なんですよね。
まずはアミューズ。うーんカボチャ系のゼリー風だった気がする。
絹姫サーモンと白身魚のスモーク、蒲郡みかんソース添え。
カラフルで華やかな一品。軽やかな味わい。
ブリンっとしたオマール海老の身に滋味あるソースがよく合う。
氷菓。口休め的にシャーベットを挟みます。
オーストラリア産牛フィレ肉のステーキ
フォアグラをともに
マデラワインソース
ほろほろと口の中でほぐれるステーキ。
章姫はいちごの銘柄。さわやかな味わいです。
昭和初期にタイムスリップしたような不思議な時間が
ゆったりと過ぎていきます。