さて、続きましてパブリックスペースとなっている個室です。
昼間入れるところは、個室2つ、図書室1つ。
個室の1つめは玄関ロビーにある箱庭とは別の中庭に面しています。
ここのイイところは、もはやテラス席?思わせられるぐらいの庭との
距離の近さと、ガラスの透明度。
上の写真のように、その場にいてもガラスが見えない。
中庭と段差がない同じレベルに作ってあるのも、
まるで外にいるような錯覚を起こさせる。
計算された仕事がされてますね。
古いものはいい、けど、居心地のよさを考えるとそこは
ちゃんと現代の技術もちゃんと用いなあかん、という気概を感じました。
ここでの読書は最高、そして俵屋、
まさかの館内のパブリックスペース、ほぼすべて喫煙可!
あ、それでほかの宿泊客に合わないのかな。
とんでもない透明度のガラスがあるおかげで
夜でも中庭を眺めながらくつろげるのがいいですね。
古いものと新しいものをうまくミックスさせたセンスがいい。
本棚にはスティーブ・ジョブズの自伝が。
やっぱり意識してますね。
個室その2。こちらはぐっと重厚な感じ。穴蔵感満点。
金屏風が華美でなく、これまた奥ゆかしい。
天上天下唯我独尊的な。屏風に映えるなあ。
さて、その脇に茶室のように低い戸がありまして。。
中を入ると中庭の見える図書室。
ここも貸し切り状態、ここですら喫煙可、落ち着くなあ。
蔵書はアート、日本文化、書、などが多い。
伊藤若冲、北大路魯山人など日本を代表する美術家たちの本が並ぶ。
お花、書、建築、茶、陶芸といった感じ。
白隠の「達磨図」。画集も多く、普段なんとなく興味あるけど
気になる絵、みたいなのがたくさんそろってて楽しい。
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