京都 中京区 「俵屋旅館」④

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続きましてお部屋です。「竹泉」というお部屋に泊まりました。

広さは8畳+書斎、といった感じでこじんまり。
ま、京都のど真ん中ですもんね。

どのお部屋からもお庭が見えるように、
とのことで当然お庭があります。
新緑の青さが雪見障子越しに部屋にこぼれてきます。

とても雰囲気を大切にしているらしく、
電化製品などは全部隠されています。

「テレビはお出ししますか」

と一言聞いてやっとテレビが床の間の下から小さなテレビが出てくるほど。
電話などは言わずもがな、すべて京都らしい布で隠されています。
徹底してるなあ。

調度品もすばらしく、掛け軸なども一級品。
日によって当然掛け軸を変えており、
別のお部屋の掛け軸はなんと、本阿弥光悦! 
マジか。国宝級じゃん。

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着いたらまず出てきたのが葛餅。上品で適度な甘さが
旅の疲れを癒します。

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お庭。青苔、楓が美しい。
お外に出て夕涼み、も当然出来ます。

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静謐な床の間。4歳になる子どもに
「頼むから割ったり破いたりしないでくれよー」と願うばかり。

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書斎。ここで物書きとかしたら気分いいでしょうな。
ま、もっぱら夕食後の飲み会会場でしたが。

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机に座るときれいな中庭。便箋でも一通、書いちゃおっかな。

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俵屋でこだわりを感じるのは、素材をたくさん使いつつの統一感。
画一的なのを嫌いつつも、ちゃんと一体感出てるんだよなー。
天井の素材も格子模様でおもしろい。
畳の淵が黄色なのも品があっていい。

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玄関先の絵。けっこうアブストラクト。

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タオル類などは俵屋ブランド。売店で買えます。

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洗面所。すっきりと必要以上のものは置かないです。

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こちらも俵屋ブランド。いいものかもしれないけど、
使い心地、意外と普通です。

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お風呂。さすがに狭い。檜かと思いきや槙。
槙のほうが素材としては上だそうで。
ここも下のタイル、壁のタイル、一方の壁だけ木など微妙に素材を
変えてるのに統一感を出すのがうまい。
正面のアートは意味わからず。エビ?

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備え付けの茶器。こちらもミニマルな感じ。

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おふとん敷いてもらいました。主人こだわりのベッドとふとんをミックス
させたおふとん。いろいろなところで好評価だったけど、割と普通です。

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お茶菓子が俵の形をしているのがかわいい。

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明かりの傘もかわいい。一見、普通、でも、一個一個ちゃんと見ると
どれもいいなーと思えるお部屋でした。


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