夏に兄家族、両親と3家族と善光寺、小布施、戸隠と
旅行に行きました。
東京からクルマ4時間ぐらい?もっとかかったかなあ。
朝から出てお昼過ぎに小布施につきました。
まずはお昼、ということで桜井甘精堂へ。創業200年のお菓子屋さん
ですが、食事もできます。お庭がきれいなこと。館内は結構広く、
食べ終わってからも館内をお散歩して楽しめます。
8月も終りに行ったのですが、長野と思って甘く見てました。
全然暑い!
その後、涼みがてら北斎館へ。
北斎が小布施に住んでいた時期があり、北斎が手掛けた意匠が
こらされたお神輿の実物が見どころ。
そのほか、北斎の意外な絵があって、じっくり見ようとするとなかなか
いいですよ。
小布施の印象としては古いけど古くないんだよな。
たぶん日本の昔の技術をちゃんと受け継いでいる職人が
いるんでしょう。
お庭にしても、ちゃんと現役の庭師がいて、
日本の伝統的なお庭をきっちり手入れできている感じ。
「先週、作ったんだよ」と言われても納得のきれいさ。
街の建物も、瓦や白壁など同様です。
ケネディ大統領の最後の演説で、未来のために今から
やるべきことをやるんです的な話のたとえで、
ある政治家が家を建てる時、庭師にいい感じの木を見て、
「あんな木を庭に植えたいんだけど、どのくらいかかるかな」
「100年ぐらいです」
「じゃ今すぐ植えないと!」
と言ったエピソードを引用したスピーチがあったけど、そんな感じ。
ちょっと違うか。
お次は善光寺。もう夕方になってしまったのでちょっと足早に。
うーんこんな洋館ものぞいてみたかったのだが。。
中も現代風にアレンジしてあってセンス高いです。
善光寺入り口。思ったより大きくない?
いやいやー。さっきのはまだ参道入り口でした。こちらは山門。
で、でかいー。迫力あります。
ドンッ!
ドドンッ!!
気合入ってきましたー。
本堂に入り、「お戒壇巡り」をしてきました。
「お戒壇巡り」とはご本尊の真下にある真っ暗な
通路を通り、「極楽の錠前」に触ることで、
往生の際に御本尊様が迎えに来てくれるという儀式。
いや、ほんとに真っ暗。人生でこんなに真っ暗な
場所に来たのは初です。手を握ってる子供が全然
見えなかった。
いい体験でした。
2日めは戸隠神社へ。
昨日お寺行って今日神社って
なんだか申し訳ない気分だが、
日本人ならではのこのゆるさが好き。
ここはものすごい神社までの道のりが長いです。
赤ちゃんやご老体の方は厳しいです。
クルマも途中までしか行けず、そこからが
長い長い。
途中から急斜面、石段なのでベビーカーは
あきらめました。。。
ま、参道の両脇の杉の大木群を見てるだけでも
来た甲斐ありますが。
やっと着きました。青葉が目に気持ちいい。
帰りには戸隠と言えば、忍者、というわけで忍者村へ。
ここは子供大喜び。マイケル・ジャクソンの「スムースクリミナル」が
できる傾斜のかかったからくり部屋や、隠し扉など楽しい仕掛けが
いっぱい。というか大人も十分楽しい。
東京から1泊2日の長野 小布施、善光寺、戸隠への旅は
老若男女問わず楽しめる、家族旅行にぴったりの旅でした。