長野の山奥、扉温泉にある明神館に2連泊で行きました。
まーメディア露出も多いのでご存知の方も多いでしょう。
まー旅館好きのツボを抑えてました。
和と洋、古さと新しさをうまく融合しています。
スパあり、露天風呂付きお部屋あり、お籠り感あり、読書室ありなど、
現代旅館の名旅館とされるポイントをきっちり押さえています。
まず行きですが、びっくりするぐらい心細い道を行きます。
ほんとにこの道であってる?と疑いたくなるほど標識もなければ
細い山道を車で進んでいきます。秘湯的演出もバッチリです。
宿に着くとロビーは外観から想像できないクラシックな西洋風。
お部屋に着くと純和風ながら現代的アレンジあり。
そして南国リゾートを彷彿させるパティオありとすごいです。
2連泊してちょうどいい感じ。
おそらくコンセプトは「名門ホテルと名旅館の融合」じゃないかな。
聞かなかったけど。
お部屋もまずまず広く、泊った部屋にはお庭もありました。
調度品も品がよかったですが、1歳の子供がいたので、
大至急片づけてもらいました(笑)。
部屋付きのお風呂もちょうどいいサイズ。
大浴場もお風呂から見える木々が計算され、
一服の屏風のように美しい景観。
かと思いきや、ミストサウナがあったりとフュージョンの真骨頂。
夕食は個室の食事どころで。料理も高得点です。
当然和と洋のミックスで遊んでいます。
フォアグラ、すっぽんなど高級食材たちが
エレクトリカルパレードみたいに出てきます。
連泊なのでもちろん違うメニューで楽しめました。
食事中、子供がわーんと泣いてしまったのですが、
隣も子供連れでわーんと泣いていたので気が楽でした。
旅館の方も全然気にしてなく、接客も申し分なし。
なかなかの上等な感じでしたが、
肩肘張るようなところもなく、いい具合にすべてが
融合していました。
いまの高級旅館の流れきちんと体現しています。
ちょっと高いけどバカ高いわけでもなく、
当代高級旅館を代表するお宿と言えそうです。
満足度★★★★★
お部屋からお庭を望む。すっきりといい感じ。
お庭には枯山水?
部屋付き露天風呂。踊り場が広いので子供を洗うのに助かります。
お風呂場から庭。
図書室。大正モダン風に現代的な調度品。
パティオ。完全に南国。マイアミあたりのヒップホテルっぽい。
夕食1日め。
いきなりゼリー寄せですよ。和洋ミックスがうちの
コンセプト! と声高らかに宣言された気分です。
旬野菜とオマール海老、フォアグラ、信州サーマンの
自家製スモークのゼリー寄せ。
前菜。
スモークサーモン
べっこう玉子
ズッキーニと帆立
たらの芽生ハム巻き
こごみ胡麻和え
新じゃがチーズ焼き
マッシュルーム海胆焼き
お椀。
若竹吸 木の芽
造り。縞鯵、まぐろ、ぼたん海老、妻一式。
強魚。
地物トマトと大岩魚のスープ仕立鍋。セロリ ブロッコリー。
これは美味しかった! 和と洋の合体、うまく行きましたね。
中皿ですっぽんの冷製茶碗蒸し 新順才 芹 焼葱
が出たあとに(写真がない。美味しすぎて撮るの忘れたっぽい)、
焼物。新玉葱丸焼き 信州牛ヒレ肉 安曇野山椒あんかけ
このあと、食事、デザートと続き大満足!
いや、おしいかった。