愛知県犬山市には国宝が2つある。
一つは日本最古の天守閣を持つ犬山城、そしてもう一つは
織田有楽斎が残した茶室「如庵」。
しかもこの2つが目と鼻の先にあり、
その真ん中にあるのが「名鉄犬山ホテル」。
隣の山の上には犬山城、「如庵」に関してはなんとホテルの敷地内にある。
国宝については後に記述するとして、今回は名鉄犬山ホテルについて。
木曽川やモンキーパークなど、意外に観光に力を入れている
犬山市観光を終えて、夕方5時頃チェックイン。
ザ・地方の老舗ホテル、といった趣で、
古い建物だけど、大切に使っている感じできれい。
従業員も丁寧な接客で苦しゅうない。
ああ、よかった。
地方の老舗ホテルって、プライドが高い嫌な部分が出る場合と、
肩肘張らず、でも、接客がちゃんとしてる場合の2種類に分かれるけど
名鉄犬山ホテルは明らかに後者。
ホテルなのに館内はすべて浴衣OKというこっちがちょっと
気にしちゃうほどのおおらかさ。
ホテルのタイプとしては、結婚式や宴会での収益が大きそうなタイプ。
館内はとても広い。宴会場だけでも7、8室ある。
そのほか、カラオケスナック、バー、コーヒーショップ、
和風、洋風レストランなどなんでもござれ。
もちろん温泉もある!
雰囲気は地方のゆったりした感じときっちりした接客で、居心地よし。
「如庵」のある「有楽苑」に行く際、サービス券、また、
チェックアウト時間を過ぎても駐車場に停めておけるなど
融通がきく感じもありがたい。
隣は木曽川ととにかく立地が半端なくいい。
犬山観光するには第一級のホテルです。
満足度 ★★★☆
ロビーは天井が高く開放感あり。
目の前は木曽川。
ソファなどもデザインがちょっと古い感じが逆にいいですね。
とにかくひろーい。一度に何組も結婚式ができそう。
こちらは和風な宴会場。地元の政治家とか来そうですね。。
意外に館内で目を引いたのが、生花や絵画。
洋風の油絵や目に鮮やかなお花が生けていて、
これだけの広さのホテルでこんだけ生花を置いていたら
大変だろうとこころ配りが感じられます。
犬山焼きってのがあるんですね。
九谷焼みたいなちょっと派手な感じ。
さすが愛知。安土桃山文化って感じです。
売店ももちろん完備。ところどころ喫煙所があったり、
イマドキっぽくない感じがいい。