長崎は五島列島の小値賀島にある、
アレックス・カープロデュースの古民家ステイ「一会庵」です。
小値賀島には、「鮑集」「日月庵」「先小路」「一期庵」「親家」「一会庵」の
6つの古民家があります。
「鮑集」「日月庵」「先小路」は島の南側、港寄り、
「一期庵」「親家」「一会庵」は島の北側、大自然エリア
と別れています。それぞれ、一軒家ですが、
7~8人が入れるまるごと一軒家バージョンと、
2~3人用の一軒家を2つに割ったパージョンがあります。
2~3人といっても、リビングダイニングと寝室があって、
十分広いんですけどね。
その中の2~3人用の「一会庵」に泊まりました。
アレックス・カープロデュースの古民家は、
とにかく居心地がいい。
古民家というと、古くて、雰囲気と趣きはいいけど、
どうしたってすす汚れていて、多少の不便を我慢しなければいけない、
というイメージが付き物だけど、それがまったくないんだよなー。
正直、行く前は夏だし、南国だし虫とかすごい?とか心配したけど、
窓を開けっぱなしにしていた洗濯機のところにいたクモ以外、
家の中で見ることもありませんでした。
ホテルのような使い勝手のよさ、居心地の良さ、きれいさと、
古民家がもつ味わい深い雰囲気を同時に満喫できるのです。
そこにプラス、外国人目線のちょっとオリエンタルなセンスが
日本の古民家のよさを再発見できる楽しさが加わる。
なので、バリ島のリゾートホテルに来たような、
いやいや日本の老舗旅館に来たような、
ほかでは味わえない独特の雰囲気が好きです。
しかも西洋人的長期滞在型で、2泊目以降は値段が安くなるし、
自炊できる設備も完備してるので、費用を抑えられる。
地元の食材を気ままに買うのも楽しいし、
それを料理しているだけでも、まるで生活しているようで
ワクワクしてくる。
あー本当は1週間ぐらい滞在していたいなー。
ていうか別荘として買い取りたくなるぐらい
居心地のいい宿です。
満足度 ★★★★★
玄関入ってすぐの間。障子の絵が雰囲気あります。
でも全然古臭くなく、とてもきれい。
まあ、旅行の荷物置き場に決定。
そして寝室。純和風のお部屋。
夏休みを名家で暮らしているような、贅沢でくつろぎのお部屋。
床の間の掛け軸や置物が、古いんだけどどこかオリエンタルな
雰囲気。やっぱり外国人プロデュースらしい感覚が楽しい。
障子の格子のサイズ感、壁の漆喰の質感など
ちょっとしたところにセンスがある。
ふすまも全部あけると解放感抜群。
海から帰ってクーラー付けて、セミの声聞いてると、
昼寝したくなるんだわ。
縁側の床もよく磨き上げられていて、いい味わい。
お庭も自然を生かしてやすらぐ。森の中にいるようです。
ところ変わってリビングダイニング。
こちらは打って変わって現代風のスタイル。
古民家とはいえ、居心地のよさ、最高です。
ラグとすわり心地のいいリラックスした椅子で本を読むだけで、
あー夏休みを満喫してるなーと感慨深い。
しっかりとリノベーションしつつも、和ダンスなどはアンティーク調で
バランス取ってます。
こちらはキッチン。古民家なのにIHと最新式。
コンパクトながら使い勝手のいいキッチン。
続きましてトイレ&洗面台。とにかく水回りは最新式。
このあたり、泊まる人の気持ちよく考えてますねー。
やっぱりこういうところはキッチリ使いやすさ優先で徹底してます。
お風呂も清潔&使いやすさを最優先。このあたりはホテル並み。
昼からひとっ風呂浴びると日差しも入って最高。
草木も日本本土で見られる植物と南国っぽい植物があって、
日本なのか海外なのか不思議な気分に。
リゾート気分を満喫できます。